2024.06.29 メディア
なんでもあるのに希望だけがない
なんでもあるのに満たされない理由
自分ではない誰かになりたい。
ここじゃないどこかに行きたい。
なんて気持ちに人生ごと振り回されて、生き続けることはとてもしんどいです。
しかしそういう人は沢山います。
過度に何かを欲しがったり、人と比べたり、完璧を目指したりと、自分にとっての幸せがどういう状態かを考えずに、がむしゃらに動き回っても心は一向に満たされません。
それがわからないことで余計に不安になり、人生に沢山の制約とオプションを追加して、安心を買おうとしても、かえって人生の質を落としてしまった人はどれだけの数いるのでしょうか。
周りを見渡せば、生きるだけで必死な人がいるのに、自分だけが頑張ることで幸せになれるなんてことはありません。
今の日本にはなんでもあります。
安さと美味さが比例した時代は終わりました。
安くて美味いのは当たり前です。
安くて良い物を手に入れるハードルも低くなりました。
なにより、質の良い情報も無料で手に入れることができる時代の中では、もう物を買うことで幸福や欲求を満たすことができやしません。
そんな時代だからこそ僕たちは「自分にとっての幸せとは何か?」ということに向き合う時間が必要です。
変わろうと思えた人から変われる
経済も人の心も繋がっています。
余裕があるから人助けができるわけではなく、人助けをしようと考えるから生き方や価値観が余裕のあるものに変化していきます。
そういう気持ちになれない間は、自分自身も明日は我が身です。
もしも欲求が満たされたら、あなたを最後に満たすものはなんでしょうか?
一度考えてみてください。
そしてそれが浮かんできたら、それがあなたの本質です。
今からできることから少しつづでも、小さくからでも始めてみましょう。
最終的な理想が浮かべば、少なくとも、今目の前にある問題に対して、違った見方ができるようになってくるはずです。
そしてそんな自分自身に影響を受けることで、行動を起こせる自分になっていけるはずです。
どうか自分を今以上に大切にしてください。