2024.06.28 メディア
何事も1日にしてならず
本当に優秀な人の特徴
株式会社Life Crayon Style代表の竹内力也です。
僕は今だからこそ、いろんなことを自由にする時間やお金の余裕が多少なりともある生活を送っていますが、当然最初から今のような生活を送れていたわけではありません。
「よくどうしたらそんなふうになれますか?」とか
「何から始めたらいいですか?力也さんみたいになりたいです」とか
言っていただくんですが、僕のケースで正確に答えるのであれば、死ぬような体験を何度かして、命の期限が切られた中で理想の自分になるためにすべての思いつく手法や方法を120%の力で全て実践してみたというのが事実です。
それが高い勉強代を払うことになっても、わずかな可能性しかないようなことだったとしても、自分を変えられるチャンスだと思うすべてのことに飛び込み、貪欲に信じて行動を続けてきました。
シンプルにこういったことを続けてきたからこそ、今の僕があるわけです。
なので、僕のようになるのは前提条件からして参考にはならないと思うんですね。
その中で経験してきたことを振り返ってみると、
・やらなくても良かったなと思うこと
・やって良かったなと思うこと
・あの時は何も思わなかったが、実はすごく重要な経験だったなと思うこと
といったことに分類されていくわけですが、最初からそういったことがわかっていたかと言われると当然わかりませんでした。
では、僕が「どうしたらそうなれますか?」と聞いてきた人に学んだことをただシンプルに伝えたとしても、その人がわかるかどうかと言われると「本当の意味ではわからない」が答えになると思うんですね。
なぜかというと、言われたことを本当にそのまま理解できるのであれば、多くの人は失敗なんてしないはずなんですね。
「人のものを盗んではいけません!」と言われて、わかる人ばかりなら窃盗なんてしないはずですし、「ちゃんとお金を払って買うんだよ!」と言われて、わかる人ばかりなら万引きなんてしないはずなんです。
その他、これは僕を含めて皆さんも心当たりがあると思いますが、「勉強は大事だよ」って小さい頃たくさん言われましたが、勉強が嫌いでやらなかった人はきっと多かったですよね。
しかし勉強ができる人は、当然のようにそれを信じて淡々とやって、結果を出し、優秀なキャリアを積んでいったわけです。
つまり、言われたことをそのまま行動に移し、実践できる人は、実はかなり優秀な人ということです。
対して頭の悪い人は、「言われた通りにやるのは奴隷のようで嫌!」とか、「機械みたい!」とか「自分らしく生きたいから人にいろいろ言われたくない!」とか的外れな回答をしてきますが、現に出してる結果を見たら、言われたことをやれる人の方が優秀だということがわかります。
何事も一日にしてならず
今の世の中、答えなんて無限にネットに落ちていますし、専門家やその道の第一人者にだってアポを取りやすい時代です。
でも多くの人は、言われた通りにやるのが苦手です。
僕らには、自己決定感という「自分の人生は自分で決めたい!」という欲求があります。
そして思い込みから、その方が幸せになれるであろうと感じています。
なので人に言われたことをただやるということが、理性的な物差しを持ち合わせていない人からするとなかなか難しいんですね。
ですが、経験を積んでいく中でその価値観や思い込みにも経験値という物差しが加わり、自分一人ではどうにもできないことが世の中には確かにあることや、人の力を借りたり、仕組みで行ったりした方が早いケースがあることなどを知っていきます。
そして、最初は小さなところから始まっても続けていく中でたくさんの仲間ができたり、
人から詐欺師と言われようが、30年も継続できたことならどんなことも「プロですね!」と言われたりして評価がついてくるようになるわけです。
なので何事も1日で形にするということはなかなか難しいということです。
ただ事実として、継続できたことが何かに繋がっていくのは確かです。
よく僕は仕事柄、仕組み作りについて人に指導する機会があるのでわかりますが、仕組みが理解できても、なぜその仕組みが必要かわからなければ、指導した内容を応用して何かをすることができません。
つまり本質を理解しないと知識を得たとしても、知恵に変わらないということです。
だからこそ、「愚直に信じてやり続ける!」「何事も1日にしてならず!」の精神が必要です。