2024.06.12 メディア
基準を身につけるのに近道はあるのか
「正しい基準」を身につけるのに近道があるか?
あなたは「正しい基準」を身につけるのに近道があると思いますか?
この問いに対して「ない」と思う人の方が多いかもしれない。
結論を言うと近道はある。
ただ、多くの人が思い描いているような近道ではない。
正しい基準とは、わかりやすく説明するなら『成功』を意味します。
しかし、この成功を目指す過程で、多くの人が陥る問題があります。
最初は皆、自分で決めた目標を達成するために、しっかりと計画を立てて、行動に移そうとしますが途中で、
「もっと効率良いやり方はないか」
「もっと短時間で簡単にできる方法はないか」
「他に興味があることが出てきた」
と言って、最初に立てた計画を忠実に実行することをやめてしまう人がほとんどです。
これは例えると、最初に決めた目標が「足し算と引き算をマスターする」という「基礎作り」だとして、「効率良くしたい」「短時間でやりたい」といきなり数学の方程式を使おうとするようなものです。
このように人は、この「成功の基礎作り」が面倒になると途端に「他の楽そうな道」を探し始めます。
・もっと別の方法がないか?
・もっと効率よくできないか?
・自分の目指す道が間違っているからこんなに大変なのでは?
という思考が働き、脇道に逸れてしまう為に、計画を進めて結果を出すということができません。
そういう人には「別の道を探すのは構いませんが、まず初めにあなたが立てた計画をやり切ってからにしましょう」と最初に、伝えるようにしています。
それか、「自分で決めた努力ができないだけでゴールが遠のきますよ」という話を相手の温度感に合わせて、伝わる言葉と表現で伝えるようにしています。
何故なら、正しい基礎とは、適切なトライ&エラーをし続けていくことでしか手に入れることはできないからです。
成功への一番の近道は〇〇しかない
基礎体力もつけず、応用ばかりを探して、本質的なことから目を背けていては正しい基準を身につけることから遠のくのは当たり前です。
あなたが目の前に立ちはだかる壁を避けようと別の道を探したとしても、この壁はどこにでも立ちはだかっているので、成功しようと本気で思っている方は、遅かれ早かれこの壁にぶつかることになります。
つまり結局は、「近道を探さないことが成功への一番の近道」ということになるわけです。
そして、その近道をするには、1 つの物事への「集中」しかありません。
1 つの物事に集中して効果的なトライ&エラーを繰り返していけば、必ず結果は得られます。
目標があるのであれば、まず、目の前の目標に集中し、面倒なことがあっても逃げようとせず、集中して取り組んでください。
その方が、近道を探して歩き回るよりも、ずっと早く結果が得られることに気づくはずです。
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