学ぶ本当の目的

学ぶ本当の目的とは？

新しいことを覚えるために、新しい情報を仕入れたり、経験をして学ぶということがあると思います。
しかし私たちは、学ぶ本当の目的は「自分が何を知らないのかを知るため」だと考えています。

弊社のメイン事業であるコンサルティングという仕事は、様々な困っている人に、正解（再現性があるものに限る）を指導させていただき、その方が求める成果を出すお手伝いをするお仕事です。

そのため、その指導者は、自分自身が何を知っているのかよりも何を知らないのかを知っていることが重要です。
時として人は、自らの経験値を頼り、それだけが正しい正解なのだと勘違いをしたりします。
知っておかなければいけないのは、自分に当てはまった事例が目の前の困っているその人にも同じように当てはまるかどうかは別の問題だということです。

その観点から世の中を見てみると、年齢問わず、性別問わず、人種問わず学ばせていただけることしかありません。

人生には終わりがあるからこそ

人生は無限ではなく有限です。

だからこそ、見栄やプライドに取り憑かれて、不要な感情や出来事に時間を浪費している余裕はありません。
やりたいことがある人は肝に銘じてください。

どんな生き方をしても、あなたの代わりに責任を取ってくれる人はこの世の中にはいません。
あなたの夢は、あなた以外の人が叶えることはできません。
ですが、満足いく人生というのは振り返ってみて思えるものなので、今がどれほど苦しくても負けずに学ぶことを諦めずに力いっぱいできる限りのことを行ってください。

いつか今頑張れていることも頑張れなくなる日が来ます。
年齢や老いには物理的に勝てないことがあることは、この世の中の周知の事実だと思います。
ただ幸いにもその日はまだまだ遠いです。

今日、明日いきなり来るものではありません。
いつか突然できていたことが、最近できなくなってきたなと気がつく時が来ると思います。
ですが学ぶ姿勢があれば、そうした経験から、そうした物事の成り立ちを学び、同じような過ちを繰り返すことは減ると思います。
人生は、割り切った形で言ってしまえば「そんなもの」です。

もう自分は多くのことを知っているので学ぶ必要はないと過信するのではなく、まだ知らない感動や面白さが、自分自身には待っているのだと信じ、自分自身（人生）を探求して生きようではありませんか。