2024.11.25 起業ガイド
幸福感を得るたった1つのシンプルな方法
幸福に生きるために大切なこととは?
私たちは誰もが、日々幸せになりたいと願い、生きています。
そのためにビジネスを頑張ったり、競合に負けないように競争してみたり、リラックスできる空間を作ってみたりと日々あの手この手でどうしたら幸せになれるのかを、それぞれの方法で追い求めていると思います。
この記事では、実はとても簡単な方法で誰もが幸福になる最初の一歩目を踏み出すことができることをお伝えします。
結論から言いますが、幸福になるたった1つのシンプルな方法とは、「人に与えること」です。
お金を稼ぐよりも、競争に勝つよりも、私たちは本質的に与える喜びを知ってこそ、枯れることがない幸福を得ることができると幸福度の研究で徐々に明らかになってきています。
「なぜ他人の幸せの為に行動すると、幸せになれるのだろうか?」と思う方もいるかもしれませんが、世界各国で、寄付のような他人に利益を与える行動をする人は、幸福度が高い傾向があることがわかっています。
こうした「自分が何らかのコスト(時間、労力、お金など)を負いながら、他者に利益を与える行動」のことを利他的行動と言います。
例えば、テストの点数や恋愛や運動会、発表会に至るまで、僕らは誰かを喜ばせるために行動してきました。
しかし大人になり、関わるコミュニティーが増えると、利害の基準値が多様化することで、与える動機よりも与えらる物や結果、そして評価ばかりに目が向きがちになってしまい、私たちは徐々に子供時代にはわかっていた与える喜びに鈍感になっていってしまいます。
この「人に与える」行為そのものは本来人間が誰もが持っている幸福になるための手段です。
与えることで得られる幸福感
世の中には奪う目的で商談をしたり、サービスを提供する人もいますが、これでは幸福になれないことはさまざまな幸福度の研究でも明らかになっています。
ビジネスの前に、人間関係が大切であるように、本質は与えることなんです。
子育てや、新入社員の教育などのように振り返ってみると大変だったが、かけがえのない時間だったと思える思い出には「かけてきた時間や想い」が必ずと言っていいほどありますよね。
おじいちゃんやおばあちゃんが飴ちゃんやティッシュを渡してきたり、実家に帰ると何かを持って帰らせようとしたり、おすそ分けをしようとしたりしますが、こういったことは年齢を重ねていくにつれて自分では意識できなくても本能的に感じる与えることで得られる幸福感が影響しています。
一度興味ある方は、与える事で得られる効果や幸福度の研究などをぜひ調べてみてください。
そしてこういったことを実感するためには、それにどうやって日頃から気づけたり意識できたりするかだと思います。
意識的に実践してみたい方は
「自分は日頃誰にどんなものを与えることができているのか?」
「誰からどんなものを受け取ることができているのか?」
といったことを一度振り返って、整理してみると見えてくるものがあるはずです。