2024.06.17 メディア
技を増やすとは取り出せる知恵を増やすこと
新しいことを学ぶうえで知っておくべきこと
新しいことを学ぶ際に最も大切なことは、時間は有限だと理解し、実行力を身につけ、愚直に行動(実践)を繰り返すことです。
本当の意味で学ぶとは、
できなかったことが「できるようになった」
わからなかったことが「わかった」
という「体験」が伴うもののことを指します。
つまり、本当に学ぼうと思うのなら実際に行動を起こさなくては、結局わからないことはわからないままだし、知識を身につけて、知った気になっても、実際には役に立たない、時間の無駄に終わったということにしかならないのです。
そうした浅い学びを繰り返す人の特徴は、あたかも学ぶことをしっかり行えば、失敗をせずに「達成」できるようになると勘違いを起こしているということです。
しかし大概の場合、必ず初めは失敗します。
いくら説明書を読み込んでいても実際に触ってみると、意外とわからないことが出てくるものだし、現場ではイレギュラーなことが起きることなんて、日常茶飯事です。
実行力を身につけ、愚直に行動(実践)を繰り返しましょう
どれだけ知識を頭に入れても、実践を通して知恵に変えない限り、繰り返し使える技にもならなければ、自分の意志で取り出せるような状態にはなりません。
・うまくやれない
・早くやれない
・言われた注意の意図もわからない
と、初めはダメ出しをされると思うんですが、その度に何がいけなかったのか考えて、繰り返し実践して改善していくんです。
どれだけ口で達者なことを言おうが、実践が伴っていない創作話は、その言葉の軽さと中身からバレます。
例えば、ルイヴィトンを身につけている人に「どこで普段買っているのですか?」と聞いたとして「本店で買っています」と相手が答えたとしましょう。
その時に、買う時に必ずもらえたりするものや、受ける接客がどのようなものかなどについて聞いてみたとしましょう。
相手のその「本店で買った」という話が嘘だった場合、それに答えられないだろうし、無理矢理答えても、答えをもらった側はその話が本物かどうか、ルイヴィトンの接客を受けたことのある人だった場合すぐにわかりますよね。
つまり『実践』が伴ってこそ初めてわかることはとても多いということです。
どんなことも最初からうまくいくことばかりではありません。
しかし見栄を張って、周りに聞けなかったり、失敗体験を積むことを恐れていては、成長することも結果が出ることも余計に時間がかかってしまいます。
時間は有限です。
実行力を身につけ、愚直に行動(実践)を繰り返しましょう。