2024.07.31 メディア
投げ出すことは簡単だ
投げ出す前に考えてみてください
嫌なことがあれば逃げればいい。
嫌なことがあれば目を逸らせばいい。
そういうことを考える人は自分がこうなってしまったことは全て周りのせいだと本気で思っています。
自分は間違っていないのだと本気で思っています。
果たしてそれは正しいのでしょうか?
そういう人に限って何も考えてはいません。
人は環境によって作られるので、馴染む努力をしなくてはいけないのですが、「ただそこに居たくないから」「やりたくないから」という理由だけで感情のままに動くんです。
そして人は精神的に超えられないものを物理的に達成することはできません。
苦しいから逃げるのではなく、逃げるから苦しくなるんです。
これは有名な心理学者ウィリアム・ジェームズさんもおっしゃっています。
お腹が空いているからご飯を美味しいと思うことができる。
大変だからやりきった時に達成感が生まれる。
投げ出すことは、そんな全ての成長と自信を持つ機会を無駄にして破滅することと同義です。
やり切ったと言える人生を選択してください
それは車に乗り込み道路で人を跳ねることと何ら変わらない。
お店に入り、ポケットに商品を入れることと何ら変わらない。
コンビニで店員に「金を出せ」と脅すことと何ら変わらない。
でも犯罪者たちは「私はそうは思わない」と言うでしょう。
そういったことをしても「やり直すことができる」と話をすり替えるでしょう。
そんな彼らの生き方がそういったことを平気でできる人間性を作っていることに本人たちは気づいていません。
投げ出すことはこれと同じです。
ゆっくりと確実に自分を壊し、否定していくことになります。
ある年齢までそういったことを当たり前だと思って生きてきた人は、これから先もそう生きていくことになるでしょう。
それが不自然なことだとどこかで気づいても、直すことができずに自分を正当化することにストレスを感じることになるだろうし、そもそも気づくことができない人も多いです。
しかし、どれだけ頑張ってきても、最後に投げ出したら全てが無駄になります。
ではどうすればいいのか?
多くの有名人や幸せを掴んだ人は同じようなことを言います。
「幸せになる一番確実な方法は迷ったらいつも苦しい選択を取ることだ」
「その先に幸せや新しい可能性が見えてくる」
人生はどう生きても「自由」だが、どうせ生きるなら「幸せ」になる生き方をした方が周りのためであり、自分のためでもあります。そのためにも投げ出す生き方ではなく、やり切ったと言える人生を選択してください。
その簡単な方法は、「投げ出さずやり切る」と決めることです。