2024.07.05 メディア
見直す習慣を持つだけでお金が貯まる
節約こそが貯金の鍵
「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、国家予算に匹敵する資産を持ちながら、プライベートの支出に対しては倹約家で、その分を投資に充ててきたと言われています。
実際、赤字の企業の立て直しにおいても、これと同じことが言えます。
売り上げを上げるために新規事業などの新しいことを始めるよりも、残すお金を増やすために使う費用を減らす方が効果は大きかったりします。
そしてうまくいっている時でも、投資が順調な時でも、やはり節約意識を忘れてはいけません。
とはいえ、
節約=ひもじい生活
節約=大変そう
節約=貧乏
節約=余程追い詰められている人
など節約に変な偏見を持っている人は世の中に少なくありません。
ですが気持ちはわかります。
ビジネスでもプライベートでも使うのは一瞬だし、気持ちのいいお金の使い方ってあります。
それに節約を始めると生活水準や習慣の見直しを嫌でもしなくてはいけなくなり、ストレスを感じる人が多いこともわかります。
しかし、節約と稼ぐことはどちらが簡単か?と聞かれたら、間違いなく日々使う費用を減らす方が簡単です。
売り上げを上げる施策と、固定費の見直しはどちらが再現性が高いか?と考えると、あらゆる点から見直したり、節約したりする方に軍配が上がります。
既存の収益源の強化などに目を向けると周りからは、「頑張っている人」
節約に取り組むと、「切羽詰まっている人」として映るようですが、それは逆に多くの人は切羽詰まらないと「見直す」という行動を取らないということですよね?
でも「切羽詰まった時にやる!」ということは、見直しや節約にはそれだけ効果があるということの証明でもありますよね。
お金の使い方に生き方は表れる
賢い人は、自分の感情をコントロールします。
それすなわち、お金や時間を感情に振り回らせてしまう人よりもコントロールできるということです。
企業もプライベートも、お金の使い方に人間性が表れます。
「本当に人生を変えたいなら価値観を変えなさい!」
とよく言われますが、節約においては「生活に最低限必要な支出」だけを計算し、それ以外で使っていい金額を%で決めてしまい、その%に収まるように生活をしてみたり、思い切って家賃が2〜3万円低い場所に引っ越すのも手です。
企業でも「前年対比で何%コストを削減すること!」などの施策を打ち出し、使い勝手はいいけど高いツールやサービスを安いものに切り替えるなどコストカットに取り組むことから始めてみると、その後の断捨離のハードルも下がります。
毎月の節約実績を確認するために、プライベートなら家計簿アプリの導入。
企業なら収支の把握と分析を毎月、できるなら毎週することがマストです。
アプリなら予算を設定する機能もありますのでそれを使い、企業や組織運営なら目標から逆算して、費目ごとに上限額を決めて管理することも効果的です。
これが習慣になると、だんだん生き方やシステムが整いシンプルになっていきます。
これは物価が上がり続ける中でも幸福度を上げていくために必要な思考ですので、ぜひ参考にしてみてください。