2024.07.15 メディア
1人で生きていけるわけじゃないのにどうして?
1人で生きているわけじゃないからこそ
1人で生きていけないのにどうして他者を助けることをしないのだろうか?
自分が人に与えられるものが何もないと思うのであれば、些細なことでもいいので目の前の人にしてあげられることを何か1つでもやってあげたらいいんです。
そんな生き方を選べる方が幸福度はどこまでも高くなっていきます。
実際、人に何かしてもらった経験よりも、何かしてあげた経験の方がダイレクトに、自己肯定感を引き上げる結果に繋がるという研究結果も出ているくらいです。
また、この研究の面白いところは人にしてもらった経験よりも、人にしてあげた経験の方が幸福感が長時間持続するという点です。
自分には何もないと思っている時にでもできたことや、自分がしたことによって得られた評価(それが相手からの感謝や賞賛であれば尚のこと)は自分自身を励ます材料になります。
与えることで幸福に近づく
知識を持てば、人の力を借りなくても、生活したり、成功したりすることは一定レベルであればできるようになりますが、その状態で人に与えることを継続して行うことができれば、その分幸福な気持ちは倍速で増えていくことになります。
そう考えると、自分には何もないと思っている時ほど、自分にできることで人に与えるということは幸福を手に入れていくうえで、重要なプロセスとなってくるのではないでしょうか。
ただ、この考えがとてもニッチなものであるということは重々承知です。
なぜなら、人に与えたとしても、その人が「ありがとう」を言ってくれるかはわからないし、もし与えたとしても、何もない中で与えているのだから、それが増えたり返ってきたりしなければ、そこで終わってしまうではないかといった意見も出てくるかと思います。
だからこそ、何もない状態でもできることをしてあげることが重要なのです。
そしてその原動力は、常に人に対して思いやりを持ち、自分が何ができるのかということを考える棚卸しの習慣を持つことで増幅させることができます。
さて、幸福になるためにあなたは今日身近な人にどんなことをしてあげますか?
この問いかけに対してあなたの心の中に浮かんだ答えを実際に実行してみましょう。
そうすることで、今日からもう一歩あなたは幸福に近づくことになります。
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