2026.01.15 起業ガイド
銀行員の独立開業|年収2000万稼ぐ!「財務」を武器にする起業術
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「ノルマのための融資ではなく、本当に企業の成長を支える仕事がしたい」。
銀行員として多くの経営者と向き合う中で、そんな想いを抱いたことはありませんか?
あなたの持つ「財務・融資」の知識は、中小企業の社長にとって、喉から手が出るほど欲しいものです。
銀行の看板を外しても、あなたの価値はなお高いです。
この記事では、元銀行員であるあなたが、その専門性を活かして独立し、年収2,000万円以上を稼ぎ出す「財務コンサルタント」として成功するための、具体的な戦略とロードマップを徹底解説します。
これを読めば、銀行員のスキルを活かしてどのように独立すれば良いかがわかります。
なぜ今、「元銀行員」の独立起業に勝機があるのか?
「銀行員は潰しがきかない」「外に出たら通用しない」。
そんな風に言われることもありますが、大きな間違いです。
中小企業の現場では、銀行員が当たり前に持っている知識こそが求められています。
なぜ今、元銀行員に勝機があるのか。その理由を3つの視点から解説します。
理由1:中小企業は「銀行との付き合い方」を知らない
多くの経営者は、本業のプロであっても、財務のプロではありません。
「どうすれば融資が通るのか」「銀行員は何を見ているのか」が分からず、不安を抱えています。
銀行の内情を知り尽くしたあなたが、通訳として間に入るだけで、融資の成功率は劇的に上がり、経営者は救われます。
理由2:「融資の裏側」を知るあなたの知識は、社長の命綱になる
決算書のどこをどう改善すれば格付けが上がるのか。資金繰り表はどう作ればいいのか。
銀行員にとっては常識でも、経営者にとっては未知の世界です。
この「融資の裏側」の知識を提供することは、企業の資金調達を成功させ、倒産を防ぐ命綱となります。
理由3:財務部長を雇えない中小企業に、「社外CFO」のニーズがある
優秀な財務担当者(CFO)を雇うには、年収1,000万円以上のコストがかかります。
多くの中小企業にはその余裕がありません。
しかし、月額10万〜30万円程度で、プロの財務アドバイスが受けられるなら、喜んで契約したいと考える経営者は山ほどいます。
この「社外CFO」というポジションこそが、元銀行員の主戦場です。
あなたはどの課題を解決する?銀行員起業3つのビジネスモデル
独立後の稼ぎ方は一つではありません。
あなたの得意分野や、ターゲットとする企業の規模に合わせて、最適なモデルを選びましょう。
| ビジネスモデル | 提供価値 | 収益モデル |
|---|---|---|
| 1. 融資獲得コンサル | 事業計画書の作成支援、銀行面談への同行など、融資実行をサポート。 | 着手金 + 成功報酬(融資額の3〜5%) |
| 2. 財務顧問(社外CFO) | 毎月の試算表チェック、資金繰り管理、銀行対応のアドバイス。 | 月額顧問料(10万〜30万円/社) |
| 3. 事業承継・M&A支援 | 後継者問題の解決、株価算定、M&Aの仲介やアドバイザリー。 | 着手金 + 成功報酬(数百万円〜数千万円) |
9割が陥る「元バンカー」の罠|失敗する人の共通点
銀行員は優秀ですが、独立すると「銀行の常識」が通用せず、苦労するケースも多々あります。
ここでは、元銀行員が陥りやすい「3つの罠」を解説します。
罠1:【上から目線】「貸してやる」態度のままでは、誰も契約しない
銀行員時代は、顧客の方から頭を下げてくれましたが、独立すれば立場は逆転します。
「先生」として振る舞うのではなく、経営者に寄り添う「パートナー」としての謙虚さと、サービス精神が必要です。
上から目線のアドバイスをしてしまうと、経営者から距離を置かれます。
罠2:【看板への依存】「〇〇銀行の」が通じない世界での無力感
「元〇〇銀行支店長」という肩書きは、最初のドアノックには有効ですが、契約を決める決定打にはなりません。
顧客が見ているのは「今のあなたが、何をしてくれるのか」です。
看板に頼らず、個人の実力と人間力で勝負する覚悟が必要です。
罠3:【営業力の欠如】「お願い営業」しか知らず、提案営業ができない
銀行の営業は、ある意味で「商品(お金)」が強いため、営業力がなくても数字が作れる側面がありました。
しかし、コンサルティングは形のない商品です。
顧客の課題を聞き出し、解決策を提示して納得してもらう「提案営業」のスキルを一から磨く必要があります。
年収2000万円を目指す!財務コンサルタント開業ロードマップ
では、どうすれば罠を避け、高収益なコンサルタントになれるのでしょうか。
ここでは、独立準備から安定収益を作るまでの具体的なステップを解説します。
ステップ1:【ポジショニング】「誰の、どんな財務課題」を解決する専門家か?
「財務コンサルタント」だけでは埋もれます。
「創業融資専門」「赤字企業の再生専門」「美容室専門の財務パートナー」など、ターゲットと課題を絞り込みましょう。
専門性を尖らせることで、競合がいなくなり、高単価でも選ばれるようになります。
ステップ2:【商品設計】「相談」ではなく「資金調達パッケージ」を売る
「相談に乗ります」ではなく、「3ヶ月で融資を獲得する完全サポートパック」のように、結果を約束するパッケージ商品を作ります。
内容と価格を明確にすることで、顧客は安心して依頼できるようになります。
ステップ3:【集客戦略】税理士との提携が最強。紹介を生む仕組み作り
財務コンサルタントにとって、最強のパートナーは税理士です。
税理士は多くの中小企業を顧問先に持っていますが、融資や財務戦略まで手が回らないことが多いです。
「先生の顧問先の融資案件、私がサポートします」と提案し、提携関係を築きましょう。
税理士からの紹介だけで、営業不要の状態を作ることも可能です。
ステップ4:【提案・クロージング】社長の心を掴む「資金繰り表」の魔法
提案の際は、必ず「資金繰り表」を見せましょう。
「このままだと半年後に資金がショートします。でも、今この対策を打てば、これだけ改善します」と、数字で未来を見せるのが大事です。
漠然とした不安を抱える社長にとって、未来が見える資金繰り表は、何よりも安心できる材料となり、契約への決定打となります。
ステップ5:【顧問契約】スポットから継続へ。LTVを最大化する関係構築
融資の成功はゴールではなく、スタートです。
「融資で得た資金をどう使い、どう返済していくか」を管理する、月額の顧問契約へと繋げましょう。
毎月のモニタリングを通じて経営に伴走することで、契約は長期化し、安定したストック収益が積み上がっていきます。
まとめ:銀行員の独立とは、真の「顧客本位」を実現する挑戦である
銀行員の独立は、銀行の論理ではなく、目の前の経営者のために全力を尽くす、真の顧客本位を実現するための挑戦です。
あなたの知識が、倒産寸前の会社を救い、成長企業のアクセルを踏む。
その手応えと感謝は、銀行員時代には決して味わえなかった、最高の報酬となります。
この記事を参考にぜひ一歩踏み出してみてください。
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