2025.10.29 起業ガイド
記帳代行のフリーランスとして独立する方法|副業から始める仕事の取り方と料金
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「このまま会社で経理を続けていても、将来が少し不安」
「経理の経験を、もっと自由な働き方に活かせないかな」
記帳代行は、経理の経験を活かして、在宅でも始められる仕事です。会社員のまま副業として小さく始め、フリーランスとして独立する人もいます。
この記事では、記帳代行のフリーランスとして独立するメリット、副業から始める方法、仕事の取り方、料金の考え方、税理士法などの注意点を解説します。
記帳代行とは?フリーランスや副業で始められる理由
記帳代行とは、お客様から預かった領収書や請求書、通帳などをもとに、会計ソフトに取引を入力し、帳簿をつくる仕事です。
税理士の資格がなくてもできる
帳簿をつくる記帳代行の仕事は、税理士の資格がなくても行えます。日商簿記などの資格は知識の証明になりますが、お客様が重視するのは、月次の締めや経費の精算などの実務の経験です。
在宅で、少ない費用で始められる
パソコンとインターネット、会計ソフトがあれば始められ、店舗や大きな設備はいりません。通勤がなくなる分、家族の予定や自分の時間に合わせて働きやすくなります。
副業から始めやすい
締め切りまでに仕上げればよい仕事が多いため、平日の夜や週末を使った副業でも始めやすいのが特徴です。会社員を続けながら実績をつくり、自信がついてから独立を考えることもできます。勤め先の就業規則で副業が認められているかは、事前に確認しましょう。
記帳代行のフリーランスが仕事を取る方法
| 仕事の取り方 | 特徴 |
|---|---|
| クラウドソーシングやスキル販売サイト | 小さな仕事から始めやすい。評価がたまると次の仕事につながる |
| 税理士事務所からの業務委託 | 記帳の作業を請け負う。続けて仕事をもらいやすく、お客様の紹介につながることもある |
| 知人や前の職場からの紹介 | 信頼関係があるため、仕事につながりやすい |
| 商工会議所や交流会 | 地域の個人事業主や小さな会社の経営者とつながれる |
| ホームページやSNSでの発信 | 得意な業種や対応できる会計ソフトを伝えて、直接の相談を受ける |
得意な分野をしぼって、選ばれやすくする
「飲食店の経理をしていた」「IT企業の月次決算が得意」など、自分の経験を書き出し、どんな業種の、どんなお客様に強いかをはっきりさせると、「この人に頼みたい」と思ってもらいやすくなります。
実績を、具体的に伝える
経理の経験年数や資格に加えて、担当した業務と期間、工夫したことを、守秘義務に触れない範囲でまとめておきましょう。対応できる会計ソフトも、はっきり書いておくと安心してもらえます。
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記帳代行の料金と収入の考え方
記帳代行の料金は、月の取引の件数や、資料の受け取り方、どこまで対応するかによって決まることが多くあります。
| 料金の決め方 | 内容 |
|---|---|
| 月の定額 | 取引の件数の範囲を決めて、毎月決まった料金で受ける |
| 件数に応じた料金 | 入力する取引の件数に応じて料金が変わる |
| 追加の料金 | 資料の整理、急ぎの対応、件数が多い月などに上乗せする |
たとえば、仮の例として、月の定額がD円のお客様をE件受けると、月の売上はD×E円です。1件あたりにかかる時間も計算して、自分の時給がいくらになるかを確かめておくと、安く受けすぎを防げます。
「最初だから」と安すぎる料金で受けると、資料の不足や修正が重なって、時給がとても低くなることがあります。対応する範囲と、資料の受け渡しのルールを契約の前に決め、価値に見合った料金を提示しましょう。
記帳代行で独立するときの注意点
税理士にしかできない業務をしない
税金についての相談に答えること、税務署に出す書類を作ること、申告を代わりに行うことは、税理士だけができる業務です。資格がないのに行うと、税理士法違反になります。お客様から税金の相談を受けたときは、提携している税理士につなぐようにしましょう。
情報を守るための対策をする
お客様のお金の情報は、大切な機密情報です。
- パソコンにパスワードをかけ、ウイルス対策ソフトを入れる
- 安全でない公共のWi-Fiでは作業をしない
- お客様と秘密保持の契約を結ぶ
- 資料のやりとりは、安全な方法で行う
インボイスや電子帳簿保存法にも対応する
インボイス制度や電子帳簿保存法など、経理に関わるルールは見直されることがあります。お客様の資料の保存方法に関わることも多いため、新しい制度の情報を学び続けることが、信頼される記帳代行の条件です。自分自身がインボイスの登録をするかどうかも、取引先に合わせて検討しましょう。
自分のペースを守るルールを決める
連絡に対応する時間や、資料を受け取ってから仕上げるまでの日数を、最初にお客様と決めておきましょう。お互いのルールがはっきりしていると、信頼関係を保ちながら、自分のペースで働けます。
記帳代行で独立するまでの手順
経験を棚卸しし、サービスを決める
得意な業務や業種、対応できる会計ソフトを書き出し、誰にどんなサービスを届けるかを決めます。
道具をそろえる
会計ソフトや、お客様とのやりとりに使うチャット、資料を共有するツールなどを用意します。
多くのツールには無料のお試しがあるので、使いやすいものを選びましょう。
副業で最初のお客様を見つける
クラウドソーシングや紹介で最初の仕事を受け、実績とお客様の声を集めます。
税理士とつながり、独立する
税金の相談を任せられる税理士と連携できると、お客様に安心してもらえ、仕事の幅も広がります。
収入の見通しが立ったら、開業届と青色申告承認申請書を出して、本格的に独立しましょう。
まとめ:記帳代行は、フリーランスでも副業でも経理の経験を活かして始められる
記帳代行は、税理士の資格がなくても、経理の実務の経験を活かして在宅で始められる仕事です。副業で小さく始めて実績をつくり、得意な分野と適正な料金で選ばれる存在を目指しましょう。
そのためには、税理士にしかできない業務の線引きを守り、情報を守る対策と、新しい制度の学びを続けることが大切です。
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