2026.09.29
古着転売の始め方|古物商許可・仕入れ・利益の出し方
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「古着の転売で、副業や起業を始めたい。でも、許可は必要なのか、何から始めればいいのか分からない」。そんな悩みを抱えていませんか。
古着転売は、少ない資金で始めやすく、personal な好みや目利きを活かせる事業です。ただ、古物営業法のルールや、税金、偽物のリスクを知らずに始めると、思わぬトラブルにつながります。
この記事では、古物商許可の考え方、仕入れと販売の方法、利益の計算、目利きのコツ、リスク、税金、失敗しやすい点、始め方を順に解説します。
読み終えるころには、自分のやり方で、許可が必要かどうかを判断できます。安心して、最初の一歩を踏み出せます。
古着転売とは?仕組みと魅力
古着転売とは、古着を安く仕入れて、より高い価格で販売し、その差額で利益を得る事業です。仕入れ先は、リサイクルショップ、古着店、フリマアプリ、オークション、市場(せり)などです。販売先は、フリマアプリ、ネットオークション、自分のネットショップ、実店舗などがあります。
魅力は、少ない資金で、始められることです。在庫の置き場所と、スマートフォンがあれば、小さく始められます。また、好きなブランドや、ジャンルの知識を活かせるのも、強みです。
一方で、競合が多く、価格競争が起こりやすい分野でもあります。手間や、時間もかかります。撮影、採寸、出品、梱包、発送、問い合わせ対応など、地道な作業が続きます。
「簡単に稼げる」と言われることがありますが、仕入れの目利きと、作業の効率化ができなければ、利益は残りにくいのが現実です。まずは、仕組みを正しく理解しましょう。
古物商許可は必要?判断の考え方
古着転売で、最も気になるのが「古物商許可が必要か」です。
古物営業法では、古物を、売買するために仕入れて、営業として行う場合、原則として、都道府県公安委員会の許可(古物商許可)が必要とされています。窓口は、営業所の所在地を管轄する警察署です(要確認)。
ここで、ポイントは、「営利目的で、繰り返し仕入れて売る」かどうかです。転売目的で、古着を継続的に仕入れて、販売するなら、許可が必要になる可能性が高くなります。
一方、自分が使っていた服を、売るだけなら、原則として、許可は不要とされています。ただし、判断が難しいケースもあります。個別の判断は、管轄の警察署で必ず確認してください。
無許可で、古物営業を行うと、罰則の対象になる可能性があります。「みんなやっているから」と、安易に判断せず、事前の確認を、おすすめします。
許可の種類や、違いについては、「質屋 古物商 違い」の記事でも解説しています。
古物商許可の取り方と、必要なもの
許可を取る場合の、大まかな流れを整理します(詳細は要確認)。
まず、営業所を決めます。自宅を営業所にする場合は、賃貸物件なら、貸主の承諾が必要になることがあります。
次に、管轄の警察署に、申請書類を提出します。個人と法人で、必要書類が異なります。身分証明に関する書類、住民票、略歴書、誓約書などが求められます(書類の内容は、自治体で異なる場合があります)。
申請には、手数料がかかります(金額は要確認)。審査には、一定の期間がかかります(標準的な処理期間は、警察署で確認してください)。
許可を受けた後は、営業のルールを守る必要があります。
・帳簿(台帳)の記載と保存
・本人確認(買い取りの際)
・営業所などの標識の掲示
・ネット販売の場合は、ホームページ上の許可番号などの表示(要確認)
また、欠格事由(破産手続き中、一定の刑罰の経歴など)に当たる場合は、許可を受けられません。
仕入れ先と販売先の選び方
古着転売の成否は、仕入れと、販路で決まります。
主な仕入れ先は、次のとおりです。
・リサイクルショップ、古着店:手軽ですが、競合も多く、掘り出し物は少なくなりがちです。
・フリマアプリ・ネットオークション:安い出品を見つけられますが、状態の確認が必要です。
・古着の市場(せり)、卸売り:まとめて仕入れられます。古物商の許可が必要な場合があります(要確認)。
・個人からの買取:買取の際は、本人確認などのルールがあります。
主な販売先は、次のとおりです。
・フリマアプリ・オークション:始めやすく、購入者が多い反面、手数料がかかります(率は要確認)。
・自分のネットショップ:手数料を抑えられ、世界観を作れます。集客は自分で行います。
・実店舗・イベント出店:直接、お客様に見てもらえます。
どの経路でも、手数料・送料・梱包費を引いた、実際の利益を計算しましょう。
利益の計算方法(仮の例)
利益の考え方を、具体的な数字で見てみましょう。以下は計算の型を示す、仮の例です(実際の金額は、商品や販路で変わるため要確認)。
仕入れ価格:1,500円/販売価格:5,000円
販売手数料(仮に10%):500円
送料・梱包費:700円
→ 1着あたりの利益:5,000 − 1,500 − 500 − 700 = 約2,300円
この例で、月に50着売れれば、利益は約11.5万円になります。ただし、ここには「かかる時間」が含まれていません。
1着あたり、撮影・採寸・出品・発送・問い合わせで、30分〜1時間かかるとすれば、50着で25〜50時間です。時給に換算すると、思ったより低い場合があります。
また、売れ残りの在庫や、返品、値下げも、利益を圧迫します。全体の利益率を、月ごとに確認しましょう。
まずは、1着ごとの仕入れ価格、販売価格、手数料、送料、かかった時間を、記録してください。
売れる古着の目利きと、出品のコツ
利益を出すには、「売れる古着」を見つける力が必要です。
目利きのポイントは、次のとおりです。
・需要があるジャンルを絞る:アウトドア、ワーク、ヴィンテージ、特定のブランドなど、得意分野を持つと、相場の判断がしやすくなります。
・相場を調べる:フリマアプリの、売れた価格(成約価格)を確認します。出品中の価格ではなく、実際に売れた価格が参考になります。
・状態を確認する:汚れ、ほつれ、においなどは、価格と評価に影響します。
・サイズと、タグ、素材、年代を確認します。
出品のコツは、写真と説明です。明るい場所で、全体、タグ、傷、ディテールを撮影します。採寸を、丁寧に記載すると、サイズ違いの返品を減らせます。ダメージがある場合は、正直に書くことが、信頼と、トラブル防止につながります。
タイトルには、ブランド名、種類、サイズ、色など、検索されやすい言葉を入れましょう。
ブランド品・偽物・権利のリスク
古着転売では、偽物(コピー品)のリスクに、注意が必要です。
ブランド品を仕入れるときは、真贋の判断が重要です。偽物と知らずに販売しても、購入者との間でトラブルになる可能性があります。知識が不十分なブランドは、仕入れないという判断も、大切です。
また、商標権や、不正競争防止法にも、関わります。偽物を、故意に販売すれば、法的な責任を問われる可能性があります(個別の判断は専門家へ確認)。
さらに、自分で作った、「リメイク品」や「オリジナル品」に、ブランドのロゴを、使うことにも注意が必要です。
安全に取り組むために、仕入れ先の信頼性を確認し、真贋に自信がない商品は、扱わないことです。返品や、クレームの対応方針も、あらかじめ決めておきましょう。
販売プラットフォームには、独自の禁止事項や、規約があります。規約違反は、アカウントの停止につながるため、必ず確認してください。
税金と手続き|副業の20万円ルールと開業届
古着転売で利益が出たら、税金の手続きが必要になります。
会社員が副業で行う場合、給与以外の所得が、年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要とされています。所得は、売上から、仕入れ費や送料、手数料などの経費を引いた金額です。
ただし、住民税は、別の扱いになる場合があります。所得が20万円以下でも、申告が必要なことがあるため、市区町村に確認しましょう(要確認)。
また、副業が、継続的な事業になってきたら、開業届の提出と、青色申告の承認申請も、検討しましょう(期限は要確認)。
仕入れの領収書、販売の記録、送料や手数料の明細は、必ず保存してください。会計ソフトを使うと、管理が楽になります。
勤務先の就業規則で、副業が禁止・許可制の場合があります。事前に、確認しましょう。副業から起業への進め方は、「副業 起業」の記事でも解説しています。
古着転売で失敗しやすいポイント
失敗しやすい点を、整理します。
1つ目は、許可の確認を、後回しにすることです。無許可のまま続けると、法的なリスクがあります。
2つ目は、目利きが未熟なまま、大量に仕入れることです。売れない在庫が増えて、資金が固定されます。まずは、少量から始めましょう。
3つ目は、手数料・送料を、計算に入れないことです。販売価格だけを見ると、利益が出ているように見えても、実際は薄いことがあります。
4つ目は、時間あたりの収入を、計算しないことです。作業時間が長く、割に合わないケースがあります。
5つ目は、偽物や、状態の悪い商品を、扱ってしまうことです。信頼を失うと、評価が下がり、売れなくなります。
6つ目は、ジャンルが広すぎることです。得意分野を持たないと、相場の判断が難しくなります。
対策は、ジャンルを絞る、記録を取る、少量から試す、ルールを守ることです。
古着転売を始める5つのステップ
最後に、具体的な進め方を整理します。
ステップ1は、得意なジャンルと、目標の収入を決めることです。
ステップ2は、古物商許可が必要かを、管轄の警察署に確認することです。必要なら、申請を進めます。
ステップ3は、少量を仕入れて、出品・販売を試すことです。売れた価格と、かかった時間を、記録します。
ステップ4は、利益と、時給を計算し、仕入れの方針を見直すことです。
ステップ5は、販路と、仕入れ先を広げ、開業届や、青色申告を検討することです。
最初から、大きく仕入れず、小さく始めて、数字を見ながら、改善することが、失敗を防ぐ近道です。副業として始める場合は、就業規則も確認しましょう。
まとめ|古着転売は「許可の確認・目利き・記録」で始めよう
古着転売は、少ない資金で始められる一方、古物商許可の要否の確認、目利き、手数料と時間を含めた利益の計算が欠かせません。偽物のリスクや、税金の手続きも、事前に理解しておきましょう。
まずは、管轄の警察署で許可の要否を確認し、少量の仕入れから、記録を取りながら始めてください。

