2026.06.06
弊社代表・竹内力也と「株式会社いろ葉に」の代表・榊原有さんによるコラボ講演会を開催しました
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株式会社Life Crayon Styleは、株式会社いろ葉に 代表・榊原有さんをお招きし、弊社代表・竹内力也とのコラボ講演会を開催しました。
今回のテーマは、「人はなぜ動くのか」。
きっかけとなったのは、2026年5月9日に愛知県半田市で開催した『脱・動けない人』出版記念講演会です。
元スターバックス コーヒー ジャパンCEOであり、数々の企業再生を手がけてこられた岩田松雄さんを半田市にお招きした同講演会には、約500名の方にご参加いただき、会場となったアイプラザ半田はほぼ満席となりました。
開催前には、多くの方から
「半田でそこまで人を集めるのは難しい」
「岩田さんを呼ぶのは無理ではないか」
という声もありました。
それでも、なぜ実現できたのか。
なぜ、多くの人が動いてくださったのか。
その背景には、榊原さんをはじめとする地域の方々の存在がありました。
今回のコラボ講演会では、過去の講演会でスポンサーとして、また地域側の中心メンバーとして大きな力を貸してくださった榊原さんをお迎えし、竹内とともに「挑戦」「信頼」「恩送り」「人を動かす力」について語り合いました。
半田への想いから始まった講演会

冒頭で竹内は、5月9日の講演会に多くの方が足を運んでくださったことへの感謝を述べました。
竹内にとって半田市は、生まれ育った地元です。
幼少期には持病や家庭環境に悩み、学校や家庭に居場所を見出せない時期もありました。
そんな半田という場所に対して、かつては複雑な思いも抱えていたといいます。
しかし、どれだけ環境が変わっても、幼少期を過ごした場所、親の名前、友人の名前は変わらない。
だからこそ、いつか何かを返せる場所があるとすれば、それは地元なのではないか。
竹内はそう語りました。
「何か最後に返せる場所があるんだとしたら、やっぱり地元に貢献したいと思うのは、
すごく自然なことだと思っています」
Life Crayon Styleは、創業以来「希望格差の是正」を掲げ、社会課題の解決を目的に事業を展開してきました。
講演会にも、不登校や孤独、自分の人生に悩みを抱える方など、さまざまな背景を持つ方々が参加してくださいました。
竹内は、「何かのきっかけで人生を前に進めることはできる」と語ります。
今回の講演会も、そのきっかけの一つとして企画されました。
スポンサーから共演者へ。榊原有さんという存在

今回のコラボ講演会でご一緒した榊原有さんは、株式会社いろ葉にの代表として、教育と福祉の両面から地域づくりに取り組まれている方です。
モンテッソーリ教育の哲学を大切にした保育園「エンジェル子どもの家」では、子どもたちが本来持っている力を伸ばす環境づくりを実践されています。
また、2026年5月には入浴特化型デイサービス「SPAいろ葉」を開設し、高齢者福祉の分野にも新たな挑戦を始められました。
榊原さんが掲げるのは、「どんな人でも、その人らしく生きられる場所をつくりたい」という想いです。
榊原さんは、過去の講演会においてスポンサーとしてご支援くださっただけでなく、半田市での開催にあたり、多くの方に声をかけ、地域の力をつないでくださいました。
竹内は榊原さんについて、こう語りました。
「半田市で、僕と年が近くて、ここまで熱くやっている人に出会ったことがありませんでした。
榊原さんに話した時に『それはすごいですね。やりましょう。
半田のポテンシャルを見せましょう』と言ってくれたんです」
「無理だ」と言われた挑戦に対して、真っ先に「やりましょう」と言ってくれた存在。
それが榊原さんでした。
「半田が嫌いだった」から「半田に返したい」へ

対談の中で榊原さんは、ご自身の半田への想いを率直に語ってくださいました。
榊原さんは、もともと半田という町が好きではなかったといいます。
地域のつながりが強いからこそ、自分らしく生きようとするほど周囲の目が気になり、家族にまで迷惑をかけてしまうのではないかと感じていた時期がありました。
しかし、榊原さんが自分らしく生きようと決めた時、支えてくれたのもまた、地域の人たちでした。
職場で通称名を使いたいと伝えた時に、自然に受け入れてくれた人。ありのままの自分を応援してくれた人。
自分をさらけ出すほど、協力してくれる人が増えていった経験。
その積み重ねの中で、榊原さんは気づいたといいます。
「結局、支えてくれたのは“つながり”でした。半田のことが嫌いだと思っていたけれど、
自分のことを好きになったら、半田のことも好きになったんです」
半田に育ててもらった。だから今度は、自分が地域に返していきたい。
その想いが、榊原さんの教育・福祉事業の原点にあります。
人を動かすのは、数字ではなく「その人への想い」
今回の講演会の大きなテーマの一つが、5月9日の講演会でどのようにして約500名の方々が集まったのか、という点でした。
榊原さんは、集客を通じて強く感じたこととして、次のように話しました。
「結局、その人の口から、その人に対する想いが伝わらない限り、
人は動かないんだと思いました」
SNSのDMを100通以上送っても、実際の参加につながったのはごくわずか。
一方で、直接電話をしたり、会いに行って話したり、その人にとってどんな価値があるのかを真剣に考えて伝えた時、
人は動いてくれたといいます。
竹内もまた、「集客」という言葉に違和感があると語りました。
大切なのは、人を数字として集めることではなく、
「その人に、なぜ来てほしいのか」
「その人にとって、どんな意味がある時間なのか」を考え抜くこと。
「伝えることがゴールになって、その人のことが置いてけぼりになったら、
すべての活動は無意味です」
リストに名前を並べるだけでは、人は動きません。相手の仕事、家族、夢、課題、今置かれている状況に関心を持つ。
そのうえで、「あなたに届けたい」と自分の言葉で伝える。
今回の講演会が多くの人に届いた背景には、そうした一つひとつの丁寧な関わりがありました。
榊原さんが語った、新事業「SPAいろ葉」への想い

講演会の後半では、榊原さんが新たに開設した入浴特化型デイサービス「SPAいろ葉」についても紹介されました。
「SPAいろ葉」は、ただ入浴サービスを提供する場所ではありません。榊原さんが目指しているのは、高齢者の方が尊厳を持ち、安心して心をほどけるような場所です。
実際に、1年間お風呂に入っていなかった方が、スタッフの声かけによって入浴し、髭を剃ったというエピソードも紹介されました。
榊原さんは、その出来事についてこう語りました。
「この人をどうにかしてあげたいというスタッフの想いが伝わったから、
心が動いたのだと思います」
体をきれいにするだけではなく、心に安心が残る場所をつくりたい。
その想いから、施設の内装や看板、ホームページ、パンフレットに至るまで、介護施設らしさにとらわれない空間づくりにこだわったといいます。
また、榊原さんは「一社だけが勝つのではなく、地域全体で循環する仕組みをつくりたい」と語りました。
支援してくださる企業や個人のストーリーを施設内で紹介する。
送迎車や手ぬぐい、イベント、SNSなどを通じて、想いのある事業者の存在を地域に届ける。
単なる広告ではなく、信頼をベースにした「応援の循環」をつくっていく。
それは、榊原さんが大切にしている「恩を受け取り、次に送る」という生き方そのものでもあります。
竹内が語った「恩送り」とは
竹内は、榊原さんの新事業に対して「これはまさに恩送りの仕組みだ」と語りました。
恩送りとは、誰かにしてもらったことを、その相手に返すだけでなく、次の誰かに送っていくことです。
助けてもらったから、今度は自分が誰かを助ける。
信じてもらったから、今度は自分が誰かを信じる。
応援してもらったから、今度は自分が誰かを応援する。
竹内自身も、何も実績がなかった創業当時に信じてくれた人たちの存在があったからこそ、
今があると語りました。
「最初に信じてくれた人がいたから、今の自分があります。
だから、まずは信じてみる。そして一生懸命関わっていくことが大切なんです」
信頼は、目に見える数字だけで測れるものではありません。
しかし、信頼があるから人は動き、紹介が生まれ、口コミが広がり、
新しい挑戦が形になっていきます。
竹内は、人を応援できる人は、やがて応援される人になると語りました。
「信じる力」と「つながる力」が挑戦を動かす

質疑応答では、参加者から新規事業やパートナーシップに関する具体的な相談も寄せられました。
カバン事業を始めたいという参加者に対して、竹内は「なぜその事業をやるのか」という原点を問いかけながら、
地域素材や職人との連携、販路の考え方について具体的にアドバイスしました。
また、榊原さんの新事業におけるパートナー制度については、採用や集客、企業価値の向上にもつながる可能性があるという話も出ました。
社会貢献をしている事業を応援することは、単なる協賛ではありません。
その想いに共感する人が集まり、働きたい人が集まり、地域の中で信頼が広がっていく。
参加者からは、企業の広報や社内報、地域企業の紹介などと連携できるのではないかという提案もあり、その場で新たな可能性が生まれていきました。
ご縁が、次の挑戦を生む

今回のコラボ講演会は、単なる開催報告の場ではなく、
5月9日の講演会を振り返る中で、なぜ人が動いたのか、なぜ「無理」と言われた挑戦が実現したのか、その本質を参加者の皆さまと共有する時間となりました。
そこにあったのは、特別なテクニックではありません。
相手に関心を持つこと。
自分の言葉で想いを伝えること。
誰かを信じること。
受け取った恩を、次の誰かへ送ること。
そして何より、地域をよくしたい、人の人生に希望を届けたいという、強い想いでした。
榊原さんは、過去の講演会でスポンサーとしてご支援くださっただけでなく、今回のコラボ講演会ではご自身の人生や事業への想いを率直に語ってくださいました。
支援者として出会い、共に挑戦する仲間となり、そして今回、共演者として同じ場に立つ。
このご縁こそが、今回の講演会の大きな価値だったと感じています。
榊原さん、このたびはご登壇いただき、誠にありがとうございました。
また、これまでのご支援と、半田市での挑戦を共に形にしてくださったことに、心より感謝申し上げます。
Life Crayon Styleは、これからも人とのご縁を大切にしながら、誰かの一歩を後押しする場をつくってまいります。
そして、半田という地域から、希望と挑戦の輪をさらに広げていきます。
株式会社いろ葉に 公式サイト
今回ご一緒した榊原有さんが代表を務める株式会社いろ葉にの詳細は、公式サイトよりご覧いただけます。

