2021.11.12 メディア
社会貢献とは?今からでもできる社会貢献とそのマインド
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社会貢献活動を始めてみたいけど、自分ができることってあるのかよくわからない。できるとしても何からしていいかわからない!と悩んでいませんか?
ここでご紹介した活動は、今すぐに始められる社会貢献活動です。記事を読んだ後すぐにできることもあります。
なぜなら、日常生活の中で少しだけ変えればできることをご紹介するからです。
その内容とは、
「倫理的消費(エシカル消費)」についてです。
「倫理的消費(エシカル消費)」とは
引用元:消費者庁HP
消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。
エシカル(ethical)とは、直訳すると「倫理的、道徳的」という意味です。人や社会、環境に配慮した製品・サービスなどを自身で選択し消費することを指します。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/about/
食料品や日用品を買う時に、「社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援」することを意識してしましょうということです。
普段何気なく買い物していると意識しにくいことが多いですが、
今回ご紹介する3つは、社会貢献始めたい!と思っているあなたであれば、社会的課題を解決する取り組みをしている方々を応援しやすいものです。
実際に誰かの助けになりますし、誰かの助けになれたという実感を得られるのではないでしょうか。
今すぐにできる社会貢献活動3選
①フェアトレード…貧困・環境
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」です。
あなたが普段買っている日用品や食料品がとても安く買えてとても助かっているんじゃないでしょうか?
その一方でその安さを生み出すために、
- 生産国では正当な対価が生産者に支払われない
- 生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊される
- 生産する人の健康に害を及ぼす
などの問題があります。
私たちの手に届く安心で品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の方々の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。
そこから、
- 最低価格の保証や継続的な取引の実現のため経済的な基準
- 安全な労働環境すること、差別の禁止などの社会的基準
- 農薬・薬品の使用削減と適正使用、遺伝子組み換え品の禁止などの環境的基準
三つの原則を元につくった「貿易のしくみ」がフェアトレードです。
上の写真の国際フェアトレード認証ラベルが貼られた商品は、原料の生産から製品ができるまで各工程で、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)が定めた基準が守られている事を証明しています。
生産者を守ることができ、私たちは安心して買えるだけの品質基準があるのがフェアトレードの商品です。
日本国内でのフェアトレード認証製品の規模は年々大きくなっています。
この記事を読んでいただいているあなたのような社会貢献に関心の高い方が、今後も増えていくと市場規模も今以上に大きくなっていきます。
フェアトレード・ラベル・ジャパンの公式サイトに国際フェアトレード認証対象品が掲載されています。
https://www.fairtrade-jp.org/products/
②就労支援品(授産製品)…障がい者の雇用
就労支援品(授産製品ともいいます)を選ぶことは、
病気や障がい、いじめ、不登校などによって社会生活を営むのが難しくなった方々が就労支援施設などを通じて、作って売っている商品です。
社会復帰をはかり、収入を得たり、社会に参画したりする機会の創出にもつながります。
実際には商品の売上げから、製造・生産等に係る必要経費を引いたもの収入(工賃あるいは賃金)として支給されるようになっています。
商品を売った時に出た粗利益を得られるようになっているわけですね。
どこで探せば見つかりやすいのかというと、各自治体や団体のホームページに掲載されていることが多いです。
たとえば、愛知県名古屋市中川区の地区ではこんな感じでホームページに掲載されてます。
「就労支援品 ○○(←お住いの自治体名)」あるいは「授産商品 ○○(←お住いの自治体名)」
で検索してみて下さい。
③地域の特産品の購入・・・地域復興・地域活性化
マスメディアでもよく報道されていますし、イメージはつきやすいかもしれませんね。
日本は自然災害が多い国です。
復興には多くの時間とお金がかかります。その中でも私たち個人の生活の中でできることはあります。
・被災地の特産品を購入する
その地域で生産されたものをより多く買って消費してもらうことは、その地域の人たちの所得になります。
現在はおさまってきたとはいえ十分注意が必要ですが、観光も特産品を買うのにいい方法です。
下の資料は福島県の国籍別の外国人延べ宿泊者数のグラフです。
2018年までですが、震災前より観光に訪れる人が増加しています。
更に観光で人が増えて、その場で消費が進めば復興もより進んでいきます。
・地元の特産品を選ぶ
実家を離れて暮らしているけど、誇れる名産があるとか、以前旅行で行った際にとても気に入ったものがあって、今後も残していきたいなど思い入れが強いものがあるのではないでしょうか?
自分で買うこともそうですが、プレゼントやお祝いなどで人に贈り物として選んでみるのもいいかもしれません。
友人・知人にも喜ばれるでしょうし、その地域の活性化にもつながる良い活動です。
また、今ではネットで全国どこのものでも宅配してもらえる便利な世の中です。
ですが、環境やエネルギーに目を向けると、生産したその地域で買えることができれば、輸送エネルギーの削減が期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段の生活の中で、今すぐにできることと感じたのではないでしょうか?
社会貢献とは、社会問題を何らかの方法で是正したり、解決を目指す活動です。
お話しした3つで言うと
- 貧困問題や環境問題
- 障がい者の雇用問題
- 復興・地域活性化
を私やあなたが商品を購入することで、それらの問題を解決する手助けになるということです。
社会貢献に関心のあるあなたが、ここまで読んでいただければ何から始めたらいいだろうかと悩むこともなくなったのではないでしょうか。
そして、今回ご紹介した中から一つでも買ってみてみたら、どのような活動をしているのかより興味がわくと思います。
私たち株式会社Life Crayon Styleも社会貢献の事業を行っています。
①で上げたフェアトレード事業と企業が行う社会貢献事業(CSR事業)です。
その中で
「社会とは【人が生きる場所】、貢献とは【一生懸命なその姿勢】
このサロンでの挑戦を通して、ダイナミックな社会貢献を行おう」
を合言葉に挑戦への関わり方を選ぶことができる新しいタイプのオンラインサロンをつくって運営しています。
同じ志をもった人たちが集まり楽しく真剣に学び挑戦できる場です。
この記事をきっかけに社会貢献に興味を持っていただけたなら、ぜひ一緒にダイナミックな社会貢献に挑戦しませんか?
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