2025.09.17 起業ガイド

【洋服で起業】個人でブランドを立ち上げる!失敗しない5ステップ

【洋服で起業】個人でブランドを立ち上げる!失敗しない5ステップ

自分がデザインした洋服を世界に届けたり、多くの人に着てもらったりと洋服好きなら誰もが一度は創造する夢でしょう。洋服の起業を考えている方もいるはずです。

アパレルビジネスが成功するかどうかは、デザインやセンスだけでなく「誰に、何を、どう届けるか」という経営戦略で重要です。

今回は、洋服起業をする際に必要な考え方や、ビジネスが成功するための具体的な5つのステップを徹底解説します。この記事を読めば、洋服起業をどのように進めていけばよいか全体像がつかめます。

ステップ0:あなたの起業スタイルを決める|「作る」か「選ぶ」か

洋服で起業する道は大きく2つに分かれます。

一つは、ゼロから自分の世界観を創造する、オリジナルブランドの立ち上げ。

もう一つは、自分の目利きで商品を買い付けるセレクトショップの開業。

どちらのスタイルを選ぶかによって、必要なスキルや資金、そしてビジネスの進め方が全く異なります。まずは、自分がどちらの道に進みたいかを検討しましょう。

洋服での起業 2つのスタイル
起業スタイル ビジネスモデル メリット デメリット
オリジナルブランド 自分のデザインやコンセプトで、商品を企画・製造して販売する。 ・唯一無二の価値を提供できる
・高い利益率を狙える
・熱狂的なファンがつきやすい
・商品開発に時間とコストがかかる
・製造ロット等の制約がある
・在庫リスクが高い
セレクトショップ 自分のセンスで、国内外から商品を仕入れて販売する。 ・すぐに商品を揃えて始められる
・多様な商品を扱える
・トレンドを追いやすい
・競合が多く、差別化が難しい
・仕入れのための目利き力が必要
・利益率が低めになりがち

「自分の世界観を、ゼロから形にしたい」という強い創造意欲があるなら、オリジナルブランドが向いています。

「様々なスタイルの服の中から、最高の組み合わせを提案したい」という編集的な視点を持つなら、セレクトショップが最適です。

最初はセレクトショップで経験を積み、後にオリジナル商品を展開するという道もあります。

洋服での起業を成功させる5つのステップ

進むべきスタイルが決まったら、次はいよいよ、その夢を現実のビジネスへと落とし込んでいく作業です。

ここでは、どんなアパレル起業にも共通する、成功への5つのステップをロードマップとして示します。

ステップ1:コンセプト設計【最重要】|あなたの服は、誰の、どんな一日を彩る?

成功するブランドには、必ず強力なコンセプトがあります。

あなたのブランドは、「誰のための、どんな服」でしょうか?「

30代の働く女性が、オフィスでも休日でも輝ける、着回しの効くセットアップ」「アウトドア好きのための、機能的でおしゃれなユニセックスウェア」のように、ターゲット顧客と、その人が抱える課題や理想像を具体的に定義しましょう。

このコンセプトが、デザインや価格、プロモーションのすべてを貫く、ブレない軸となります。

ステップ2:商品計画|「作る」ならOEM、「選ぶ」なら仕入れ先

ブランドのコンセプトが決まったら、次は具体的な商品を計画します。自分の起業スタイルによって、このステップのアプローチは大きく異なります。

  • オリジナルブランドの場合:デザイン画を作成し、それを形にしてくれる工場(OEM/ODMメーカー)を探します。今は、個人でも小ロットから生産を請け負ってくれるメーカーが増えています。「アパレル OEM 小ロット」などで検索し、複数のメーカーに相談してみましょう。
  • セレクトショップの場合:コンセプトに合う商品を、どこから仕入れるかを決定します。国内の卸サイト、韓国や中国での直接買い付け、あるいは国内の若手デザイナーから直接仕入れるなど、多様な選択肢があります。

最初は国内の卸サイトで商売の流れを掴み、徐々に海外からの仕入れに挑戦するなど、自身のレベルに合わせて、仕入れ先を戦略的に開拓していくことが重要です。

ステップ3:事業計画・資金計画|夢を「数字」に落とし込む

あなたの好きという情熱を、持続可能なビジネスに変えるための数字の計画を立てます。

商品1着あたりの原価はいくらか、いくらで販売し、月に何着売れれば、家賃や広告費、そしてあなたの生活費を賄えるのか。

この損益分岐点を計算することが、どんぶり勘定を防ぎ、堅実な経営を行うための第一歩です。この事業計画書は、融資を受ける際の必須書類にもなります。

ステップ4:販売チャネルの構築|ネットショップとSNSの連携

あなたの商品を、お客様が購入できるお店を作ります。

現代のアパレル起業では、BASEやShopifyといったネットショップ作成サービスを利用するのが主流です。これらのサービスを使えば、専門知識がなくても簡単におしゃれなオンラインストアを開設できます。

そして、そのネットショップとInstagramのショッピング機能を連携させることで、集客から販売までの流れをスムーズに構築できます。

ステップ5:集客とファン作り|商品を売る前に「物語」を売る

ネットショップが完成しても、ただ待っているだけでは人が訪れないです。

Instagramやブログ、TikTokなどを活用し、あなたのブランドのストーリーを発信し始めましょう。

商品の魅力だけでなく、なぜこのブランドを始めたのかという想い、デザインの裏側にあるインスピレーション、服作りの試行錯誤の過程など。

そのストーリーに共感した人々が、あなたの商品を買ってくれるだけでなく、ブランドを応援してくれるファンになります。

「自分のブランドコンセプト、これで本当に響くかな…?」。

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アパレル起業の「失敗」を回避する3つの鉄則

「アパレルは儲からない」と言われることもありますが、その多くは、業界特有の失敗の罠を知らないことが原因です。

ここでは、あなたの挑戦を成功に導くための、3つの重要な鉄則をお伝えします。

鉄則1:在庫リスクを制する|受注生産とクラウドファンディングの活用

アパレル起業で最も多い失敗原因が、売れ残った在庫による資金繰りの悪化です。

このリスクを避けるため、最初は受注生産方式を取り入れましょう。

サンプルを先に公開し、予約注文が集まった分だけを生産する方法です。また、「Makuake」などのクラウドファンディングサイトを活用すれば、資金調達と需要予測を同時に行うことができ、在庫リスクをゼロにすることも可能です。

鉄則2:価格設定の罠を避ける|「原価+自分の価値」で値決めする

「材料費が3,000円だから、10,000円で売ろう」。これでは不十分です。

その価格には、あなたのデザイン料やブランドとしての付加価値、そしてお客様に提供する「自信」や「高揚感」といった、目に見えない価値が反映されている必要があります。

自信を持って、自分の作品の価値に見合った価格を設定しましょう。安売りは、ブランドの価値を下げてしまうことにもなります。

鉄則3:「作って終わり」にしない|SNSでファンとの関係を育む

洋服は、売って終わりではありません。購入してくれたお客様が、その服をどう着こなし、どんな一日を過ごしたのか。

Instagramの投稿などを通じて、お客様とのコミュニケーションを楽しみましょう。

「お客様の声」を丁寧に紹介したり、時にはライブ配信で直接質問に答えたりすることで、お客様との絆が深まり、次の購入や、友人への紹介へと繋がっていきます。

まとめ:洋服の起業とは、あなたの「世界観」を届けること

洋服で起業することは、自分の世界観を通じて、お客様の日常に彩りや自信を届け、ファンとのコミュニティを創り上げていくものです。

成功の鍵は、優れたデザインやセンスだけではなく、その裏側にある、揺るぎないブランドコンセプトとお客様との深い信頼関係にあります。

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