2020.11.19 経営哲学
弱点を治す必要はない
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あなたの弱点はなんですか?
L.C.Sでは皆様それぞれが夢や目標に向かって挑戦をしています。
「今までできなかったことが、できるようになる」ことは、決して容易なことではありません。
しかし、夢や目標を達成するには当然ですが、できないことを”できる”に変えていく必要があります。
その過程の中で必ずと言っていいほどL.C.Sの人たちが通ってきた問題を、L.C.Sの考えも含めてお伝えしたいと思います。
無意識に起こる防衛反応が原因
夢や目標に向かって挑戦していると、必ず自分自身の弱点と向き合うことになります。
何故なら、今までできなかったことを”できる”に変える過程の中で、自分が今まで見て見ぬふりをしてきた自分の弱点が原因で、物事を達成できなかった場合が非常に多いからです。
例えば、L.C.Sのメンバー様の実際の例をあげると、
・人より優位に立っていることで自分の存在価値を見出しているので、普段の会話でも仕事でも、自覚なく相手にマウントをとる
・自分が物事を達成しきる自信が無いので、いつも保険をかけたような(どっちに転んでもいいような)言い回しをする
・承認欲求が強く、何をするにも人目を気にする
などです。
これらは全て【本人の無意識】で繰り返されている反応です。
物事が達成できない本当の理由(ご自身の弱い部分)と向き合うことが怖く、何かと言い訳ができてしまうので、人はその問題に向き合わなくて済むように動いたりするものです。
しかし覚えておいていただきたいのは、これらの反応は、【正常な反応】だということです。
人は受け入れがたい状況や潜在的な危険な状況に晒された時に、それによる不安を軽減しようとする無意識的な心理的防衛反応が起こります。
これは精神分析学のフロイトが提唱しており、《防衛機制》と呼ばれています。
弱点は治す必要がない
《防衛機制》はL.C.Sでも良く見られます。
その理由は他でもない、”自分自身を変えるための挑戦をしているから”です。
自分自身の向き合いたくない問題が浮き彫りになった時、始めのうちは皆さんこの防衛機制が起こります。
・浮き彫りになった問題は見事に忘却し、都合よく変換されている
・話がすり替わっている
・根本の原因から的外れな問題にフォーカスがあたっている
などです。
【弱点は治す必要がない】
というのは、弱点を見て見ぬふりをして流してしまえばいい。という意味ではありません。
L.C.Sは結果を出すことを目標としているからです。
では、どういう意味か?
弱点は、【認めること・受け入れること】がとても重要です。
繰り返しになりますが、人は受け入れがたい問題に当たった時、”無意識に防御をする”ように心ができています。
なので、その弱点を意識(自覚)することも難しく、治すということはもっと難しいことなのです。
弱点がない人間はいません。
「自分にはこういう弱点があるんだ」とわかっておくだけでも、弱点が分かれば、その弱点をカバーする対策を考えることができます。
そしてL.C.Sは、弱点を克服することよりも、強みを生かして特化することを重要視しています。
多くの方々が、この弱点を何とか治さなきゃいけないと苦戦します。
そして弱点を治すことばかりに意識がいってしまい、治らないことに自信を喪失していってしまいます。
弱点に意識が向いて、その人自身の強みが薄れていくようなことは、非常にもったいないことだとL.C.Sは考えています。
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