2026.09.29 起業ガイド
ワンクリック募金とは?仕組みと主なサイト・企業や団体が活用する方法
ワンクリック募金は、ボタンを1回クリックするだけで、自分はお金を払わずに寄付ができる仕組みです。
「本当にお金が届くの?」「誰が払っているの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ワンクリック募金の仕組みと主なサイトを紹介し、企業やNPOが事業としてどう活用できるかも解説します。
ワンクリック募金の仕組み
ワンクリック募金には、次の3者がかかわっています。
| 立場 | 役割 | 得られるもの |
|---|---|---|
| クリックする人 | 募金サイトでボタンを押す(通常1日1回) | お金を払わずに社会貢献できる |
| スポンサー企業 | クリック数に応じて1回1円〜10円程度を負担する | 社会貢献のPR、自社サイトやサービスの認知度アップ |
| 寄付先の団体 | 集まった寄付金で活動する | 活動資金と、活動を知ってもらう機会 |
クリックした人の代わりにスポンサー企業が寄付をするので、クリックする人の負担はゼロです。企業にとっては、クリックした人に自社の名前や取り組みを見てもらえる、社会貢献型の広告という位置づけになります。
主なワンクリック募金の例
| 名称 | 寄付先・内容 | 1クリックの金額 |
|---|---|---|
| 内閣府「こどもの未来応援基金」クリック募金 | 困難を抱える子どもを支援する民間団体 | 2円 |
| おもいやり育英会 ワンクリック募金 | 返済不要の給付型奨学金 | 10円 |
| sumabo(dff.jp) | 飢餓、教育、医療、環境などさまざまな分野 | 1円(アンケート回答で100円) |
| 大阪市 市民活動総合ポータルサイト | 大阪市の地域課題に取り組む市民活動 | 3円 |
| ブラザー工業 クリック募金 | 世界の環境保全活動 | 1円 |
※募金額や実施状況は変わることがあります。終了したサイトもあるため、最新の情報は各サイトでご確認ください。
企業がスポンサーになるメリット
企業がワンクリック募金のスポンサーになると、社会貢献やSDGsへの取り組みを具体的な金額で示せます。
クリックのたびに企業名が表示されるため、通常の広告より好意的に受け取られやすいのも特徴です。
寄付額はクリック数×単価で決まるので、事前に上限額を決めておけば予算を管理しやすく、中小企業でも取り組みやすい方法です。
NPO・団体が寄付先として活用するポイント
NPOにとってワンクリック募金は、まだ寄付をしたことがない人に活動を知ってもらう入り口になります。
ただし、1クリックあたりの金額は数円なので、これだけで活動資金をまかなうのは現実的ではありません。
・1回数円のため、資金集めの柱ではなく「認知を広げる手段」と考える
・募金サイトの運営期間やスポンサー契約が終わると募金も止まるため、別の資金源も用意しておく
・クリックした人を継続的な寄付者やボランティアにつなげる導線(メールマガジン、SNSなど)をつくる
・同じ人の何度ものクリックや自動化されたクリックは数えられない仕組みになっていることが多い
まとめ
ワンクリック募金は、スポンサー企業がクリックした人の代わりに寄付をする仕組みで、個人は負担ゼロで社会貢献に参加できます。
企業にとっては予算を管理しやすい社会貢献型の広告に、NPOにとっては新しい支援者と出会う入り口になります。それぞれの立場で目的をはっきりさせて活用することが大切です。
出典:
sumabo(dff.jp)https://www.dff.jp/
内閣府「こどもの未来応援基金」クリック募金 https://www.dff.jp/kodomohinkon/
おもいやり育英会「ワンクリック募金」https://omoiyari.net/one_click/
大阪市 市民活動総合ポータルサイト「クリック募金」https://kyodo-portal.city.osaka.jp/click/

