2026.01.27 起業ガイド
【アイスクリームで起業】冬でも売れる!年商1000万稼ぐ専門店経営術
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「一口食べれば、誰もが笑顔になる」。そんな魔法のようなスイーツ、アイスクリームで起業したい。
そんな素敵な夢をお持ちの方もいるでしょう。
しかし、アイスクリームビジネスには季節という大きな壁があります。「夏は行列だけど、冬は閑散…」。そんな店にならないためには、味へのこだわりだけでなく、緻密な計算と戦略が必要です。
この記事では、アイスクリーム起業で、利益を生み出し続ける強いブランドへと育てるための、具体的な開業手順と経営ノウハウを徹底解説します。
最後まで読めば、アイスクリームの起業で必要な準備がわかり、事業としてどのように進めていけば良いかがわかります。
なぜ今、「アイスクリーム専門店」がブームを超えて定着しているのか?
「タピオカのように一過性のブームで終わるのでは?」。そう心配する方もいるかもしれません。
しかし、アイスクリームは一時的な流行ではなく、日本人の生活に深く根付いたスイーツとして、新たな進化を遂げています。
なぜ今、専門店に勝機があるのか。その理由を3つの視点から解説します。
理由1:「夜アイス」の台頭。締めパフェ文化が全国に拡大
お酒を飲んだ後や、一日の終わりに冷たいスイーツを楽しむ「夜アイス」「締めパフェ」の文化が、札幌から全国へと広がっています。
仕事帰りのご褒美や、デートの締めくくりとして、夜遅くまで営業するアイスクリーム専門店へのニーズが急増しています。
これは、昼間のカフェ需要とは異なる新しい市場の開拓です。
理由2:「ご当地ジェラート」の人気。地産地消と観光の相乗効果
旅行先でその土地のフルーツや牛乳を使ったジェラートを食べることは、観光の定番となりました。
地元の農家と提携し、規格外の果物を活用するなど、地域貢献とビジネスを両立させるモデルが注目されています。
「そこでしか食べられない味」は、強力な集客コンテンツとなります。
理由3:テイクアウト・通販に強い。コロナ禍で証明された底力
アイスクリームは、テイクアウトや通販との相性が抜群です。
カップアイスにして冷凍便で送れば、全国のお客様に商品を届けることができます。
コロナ禍でも売上を伸ばした店舗が多く、リスクに強いビジネスモデルであることが証明されました。
あなたはどの味で勝負する?アイス起業3つのスタイル
「アイスクリーム屋」と言っても、そのスタイルはさまざまです。
あなたの資金力、作りたいアイス、そしてターゲットに合わせて、最適なモデルを選びましょう。
| スタイル | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 1. ジェラート・クラフトアイス専門店 | 素材にこだわり、店内で製造する本格派。 | ・高単価が狙える ・他店と差別化しやすい |
・製造機器(パステライザー等)が高い ・製造許可のハードルが高い |
| 2. ソフトクリーム・パフェ専門店 | 見た目の可愛さやトッピングで魅せる。 | ・SNSで拡散されやすい ・オペレーションが比較的簡単 |
・流行り廃りの影響を受けやすい ・冬場の集客が課題 |
| 3. 夜アイス・テイクアウト専門店 | 小スペースで夜間営業を行う。 | ・家賃や内装費を抑えられる ・回転率が高い |
・立地選びが難しい ・深夜労働になる |
9割が凍りつく「冬の売上減」の罠|失敗しない季節対策
アイスクリーム屋にとって、冬は試練の季節です。何の対策もしなければ、売上は夏の半分以下に落ち込むこともあります。
ここでは、冬でも利益を出し続けるための3つの対策を解説します。
対策1:【温かいメニュー】クレープ、焼き芋、ホットドリンクとの二刀流
冬場は、温かいスイーツとアイスを組み合わせるのが鉄則です。
焼きたてのクレープに冷たいアイスを乗せたり、焼き芋やホットチョコレートを提供したりすることで、冬でも来店する理由を作ります。「冬はクレープ屋」のように、季節によって主役を変える柔軟性が重要です。
対策2:【ギフト・通販】「お歳暮」「こたつでアイス」需要を狙う
冬は、お歳暮やクリスマス、お正月など、ギフト需要が高まる時期です。
「冬に暖かい部屋で食べるアイスは格別」という文化を逆手に取り、高級感のあるギフトセットを通販で販売しましょう。
これにより、店舗の売上が落ちても、全体の収益をカバーできます。
対策3:【濃厚系へのシフト】冬こそ食べたいチョコやナッツの限定メニュー
夏はさっぱりしたフルーツ系が好まれますが、冬は濃厚なチョコレート、キャラメル、ナッツ、ラムレーズンなどが人気です。
季節に合わせてフレーバーを入れ替え、冬にしか食べられない味を提供することで、ファンの来店頻度を維持します。
年商1000万円を目指す!人気アイス屋の開業ロードマップ
では、どうすれば冬の壁を乗り越え、年商1000万円以上を稼ぐ人気店を作れるのでしょうか。
ここでは、開業準備から黒字化までの具体的なステップを解説します。
ステップ1:【コンセプトとメニュー開発】「写真に撮りたくなる」見た目の設計
味はもちろんですが、アイスクリーム屋にとって見た目は命です。
思わず写真を撮ってSNSに上げたくなるような、可愛らしいトッピングや容器、店内のフォトスポットを設計しましょう。
これは広告費をかけずに集客する手法の1つです。
ステップ2:【資金調達と機材】パステライザー?フリーザー?必要な設備投資
本格的なジェラートを作るなら、殺菌機と製造機が必要です。
これらは新品で揃えると数百万かかります。
中古品を探す、リースを利用する、あるいは最初はOEM(製造委託)から始めるなど、資金に合わせた計画を立てましょう。
ステップ3:【許可申請】「飲食店営業」か「アイスクリーム類製造業」か?
店内で提供するだけなら「飲食店営業許可」で十分ですが、カップ詰めしてテイクアウト販売したり、通販を行ったりする場合は「アイスクリーム類製造業許可」が必要です。
この許可は設備基準が厳しいため、物件選びや内装工事の前に、必ず保健所に相談しましょう。
ステップ4:【物件選び】人通りか、家賃か。テイクアウトなら「窓口」が命
テイクアウト専門店なら、店内にお客様が入るスペースは不要です。
その分、通りに面した販売窓口の視認性が重要になります。
家賃の高い駅前でなくても、人通りの多い商店街の小箱物件や、駐車場のあるロードサイドなど、コンセプトに合った立地を選びましょう。
ステップ5:【集客・ブランディング】Instagramでオープン前から行列を作る
内装工事中やメニュー開発中から、Instagramで発信を始めましょう。
「もうすぐオープンします!」「試作中の新作です」といった投稿で期待感を高め、フォロワーを増やしておきます。
オープン記念の「1buy1キャンペーン(1つ買ったら1つ無料)」などを告知すれば、初日から行列を作ることも可能です。
まとめ:アイスクリームの起業とは、日常に「小さな幸せ」を届ける仕事
アイスクリーム屋の経営は、子供からお年寄りまで、食べた瞬間に思わず顔がほころぶ「小さな幸せ」を、日常の中に届ける仕事です。
季節の壁や競合との戦いはありますが、あなたの作ったアイスが、誰かの思い出の味になります。
アイスクリームでの起業を考えている方は、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
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