2025.11.13 起業ガイド

起業したい薬剤師へ|薬局以外で年収2000万稼ぐ7つの方法

起業したい薬剤師へ|薬局以外で年収2000万稼ぐ7つの方法

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「このままずっと、調剤と監査の繰り返しで、私のキャリアは終わるのだろうか?」

その高い専門知識と、人々の健康を願う熱い想いを、薬局という限られた空間の中だけで留めていませんか?

薬剤師の価値は、もはや薬を正確に渡すことだけではありません。その知識は、薬局の壁を越え、社会のあらゆる場面で求められています。

この記事では、起業したい薬剤師に向けて、薬局開業以外の7つの具体的なビジネスモデルと、成功へのステップを徹底解説します。

この記事を読めば、自分がどのように起業をすれば良いかがわかります。

なぜ今、「薬局にいない薬剤師」に、かつてないチャンスがあるのか?

「薬剤師のキャリアパスは、薬局か病院しかない」。と思う方もいるでしょう。

しかし、社会の健康意識の高まりとテクノロジーの進化で、薬局の外で活躍する薬剤師に、大きなチャンスをもたらしています。

なぜ、組織に属さない薬剤師が、企業や個人から引く手あまたとなっているのか。

その構造的な理由を3つの視点から解説します。

理由1:「治療」から「予防」へ。セルフメディケーション時代の到来

高齢化社会が進み、医療費が増大する中、国は「自分の健康は自分で守る」というセルフメディケーションを強力に推進しています。

人々は、病気になってから薬を飲むのではなく、病気にならないための予防に関心を持つようになりました。

サプリメントや健康食品、漢方、生活習慣の改善…。

予防の領域において、薬学的知識に基づいた、正確で信頼性の高い情報を提供できる専門家が、今まさに求められています。

理由2:玉石混交の健康情報。信頼できる「薬のプロ」への強い需要

インターネットやSNSには、真偽不明の健康情報が溢れかえっています。

「〇〇は癌に効く」「このサプリで痩せる」といった、科学的根拠のない情報に惑わされ、健康被害に遭う人さえ後を絶ちません。

こうした状況の中、人々は「一体、何を信じればいいのか?」と混乱しています。

だからこそ、国家資格を持ち、薬の作用機序から副作用までを知り尽くした「薬のプロ」である薬剤師が発信する、客観的で信頼できる情報には、絶大な価値があります。

理由3:オンライン化の波。場所を選ばず、専門知識を全国に届けられる

かつて、専門知識を提供するには、対面での相談やセミナーが主流でした。

しかし、Zoomなどのオンラインツールの普及により、あなたは今や、自宅にいながら、全国の個人や企業に、専門的なコンサルティングや研修を提供できます。

また、あなたの知識を動画教材やEラーニングコンテンツとして販売すれば、一度作れば、あなたが寝ている間にも収益を生み出す「資産」となります。

場所や時間の制約から解放され、自身の知識を最大限にマネタイズできる。これが、現代の薬剤師起業が持つ大きな可能性です。

あなたはどの専門家になる?薬剤師が起業する7つのビジネスモデル

薬剤師の資格と知識を活かせるビジネスは、薬局の開業だけではありません。

むしろ、薬局の外にこそ、あなたの可能性を大きく広げる、自由で創造的なビジネスモデルが存在します。

ここでは、薬剤師が薬局以外で起業するための、具体的で収益性の高い7つのビジネスモデルを紹介します。

ビジネスモデル 仕事内容 収益モデル 成功のポイント
1. 健康・栄養コンサルタント 個人や法人に対し、薬に頼らない健康な体作りのための食事・運動・生活習慣を指導する。 ・顧問契約料
・パーソナルコンサル料
薬学的知識に加え、栄養学や運動学の知識も深めることが重要。
2. メディカルライター 製薬会社やWebメディアから依頼を受け、医薬品や健康に関する専門的な記事を執筆する。 文字単価、記事単価 専門知識を、一般の人にも分かりやすく伝える文章力が求められる。
3. サプリメント・健康食品開発 自身の薬学的知識を活かし、本当に価値のあるサプリメントなどを企画・開発し、販売する。 商品販売利益 薬機法や製造に関する知識、マーケティング能力が不可欠。
4. セミナー・研修講師 一般向けに「薬の正しい飲み方」、介護職向けに「高齢者の服薬管理」など、専門知識を教える。 研修・講演料 人前で話すスキルと、分かりやすい資料作成能力が必要。
5. 薬機法・医療広告コンサルタント ヘルスケアビジネスに参入したい企業に対し、薬機法や広告ガイドラインに関する助言を行う。 コンサルティング料、顧問契約料 法律に関する深い知識と、常に最新情報を追う姿勢が求められる。
6. フリーランス薬剤師 複数の薬局や病院と業務委託契約を結び、特定の曜日や期間だけ働く。 時間単価、日給 高いコミュニケーション能力と、様々な環境に適応する柔軟性が必要。
7. 在宅訪問薬剤師 薬局と連携し、在宅療養中の患者宅を訪問し、服薬指導や残薬管理を行う。 訪問あたりの報酬 地域医療への貢献意欲と、他職種との連携能力が鍵。

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9割が陥る「稼げない薬剤師」の罠|“先生”から“経営者”へ

「薬剤師は安定している」という常識は、あくまで組織に雇われている場合の話です。

いざ独立・起業の道に踏み出すと、多くの薬剤師が「こんなはずではなかった」と、収入の壁にぶつかります。

なぜ、高い専門知識を持っているにも関わらず、稼げないのでしょうか?

それは、ビジネスとして致命的な3つの罠にハマってしまっているからです。

罠1:【価格設定の誤り】知識の価値を信じられず、ボランティア価格で提供してしまう

「薬の相談くらいで、お金なんてもらえない」と自らの専門知識の価値を、あなた自身が信じていないのではないでしょうか。

長年の勉強と実務で培ったあなたの知識は、一般の人にとっては、お金を払ってでも得たい、非常に価値のある情報です。

それを、友人からの相談に無料で答えたり、数千円のお茶代のような価格でコンサルティングを請け負ったりしていては、いつまで経ってもビジネスにはなりません。

あなたの知識は、人の健康、ひいては人生を変える力があります。

その価値に見合った、プロとしての価格を提示する勇気が必要です。

罠2:【待ちの姿勢】「専門家だから」と、仕事の依頼が来るのを待っている

独立した瞬間から、あなたはもはや、ただの薬剤師ではなくなります。

自ら仕事を取りに行かなければ、一円の売上も立たない起業家です。

ブログやSNSでの情報発信、企業に営業もせずの、待っているだけでは、仕事は来ません。

あなたの専門性を必要としている未来の顧客に届けに行く、積極的なマーケティング活動が不可欠です。

罠3:【完璧主義の罠】完璧な知識やサービスでないと、お金はもらえないと思い込む

「まだ勉強が足りない」「もっと完璧なサービスを構築してからでないと、起業はできない」。

その完璧主義が、あなたの行動を妨げていませんか?

ビジネスの世界では、60点の完成度でも、まずは世に出してみて、顧客の反応を見ながら改善していく、というスピード感が重要です。

最初から100点満点のサービスを目指す必要はありません。

まずは、あなたの知識の中で、最も顧客の役に立てる、たった一つのことに絞ってサービスを開始してみる。

小さな一歩が、大きな成功へと繋がっていきます。

年収2000万円を目指す!「選ばれる薬剤師」になるための5ステップ

では、どうすれば稼げない薬剤師の罠を抜け出し、年収2,000万円以上を稼ぐ「選ばれる起業家」になれるのでしょうか。

ここでは、あなたの薬学的知識を、高単価で感謝されるビジネスへと転換させるための、具体的な5つのステップを解説します。

ステップ1:【ポジショニング】あなたは誰の、どんな「健康課題」を解決する専門家か?

最初のステップはホームページを作ることではありません。

「あなたは、誰の、どんな深い健康課題を、薬学的知識に基づいて解決する専門家なのか?」という、独自のポジションを定義することです。

例えば、

「サプリメントの選び方に悩む40代女性のための、パーソナル栄養コンサルタント」

「健康食品ビジネスを始めたい企業のための、薬機法専門メディカルライター」

などです。

このポジショニングが明確であるほど、専門性は際立ち、競合との価格競争から抜け出せます。

ステップ2:【高単価商品作り】「薬の相談」を「人生を変える健康プログラム」に変える

あなたのサービスを、「1時間の相談」といった時間の切り売りではなく、「クライアントの課題を解決し、理想の未来を実現するためのパッケージ商品」として設計します。

例えば、「3ヶ月で、薬に頼らず生活習慣病を改善するための、パーソナル食事・運動指導プログラム」といった形です。

このプログラムには、個別のコンサルティングだけでなく、LINEでのサポートやオリジナルの教材など、あなたの提供できる価値を全て盛り込みます。

結果にコミットする商品設計を作ることで、「3ヶ月で30万円」との高単価サービスを実現可能です。

ステップ3:【集客の仕組み化】ブログとSNSで「専門家」としての信頼を築き、ファンを作る

あなたの商品を必要としている人に、その存在を知らせるための集客の仕組みを作ります。

まずは、ブログやSNSで、あなたの専門分野に関する役立つ情報を発信し続けましょう。

例えば、「薬剤師が教える、効果的なサプリメントの選び方」や「知っておきたい、薬と食品の危険な飲み合わせ」といったコンテンツです。

この価値提供を通じて、「この人は、信頼できる薬のプロだ」という専門家としてのブランドを築きます。

そして、投稿の最後に「さらに詳しい情報はLINEで」と誘導し、あなたのファンとなる見込み客を集めていくのがポイントです。

ステップ4.【セールス】「売り込まずに売れる」。高額契約が決まる初回コンサルの技術

LINEなどで関係性を深めた見込み客を、有料の「初回個別コンサルティング」に案内します。

この場の目的は、商品を売り込むことではありません。

相手の悩みやなりたい姿を、世界で一番の理解者となって、徹底的にヒアリング。

そして、理想の未来を実現するための、専門家としての道筋を示してあげることです。

その上で「この未来を手に入れるために、私のプログラムが最も確実で、効果的な投資です」と、自信を持って提案します。

相手の未来を本気で考える姿勢が伝われば、自然と「ぜひ、お願いします」という言葉を引き出すことができます。

ステップ5:【事業計画】情熱を「数字」に。医療従事者が最初に学ぶべき経営の基本

最後に、あなたの事業を持続させるためのお金の計画を立てます。

あなたが達成したい月収(例:100万円)を、商品の価格(例:30万円)で割れば、月に必要な契約件数(この場合3~4件)が分かります。

では、月に4件契約するためには、初回コンサルには何人必要か?そのためには、LINEには何人の登録者が必要か?

このように、ゴールから逆算して、日々の具体的な行動目標(KPI)に落とし込んでいきます。

この数字に基づいた計画と行動管理こそ、医療従事者から経営者へと生まれ変わるために、最も重要なスキルです。

まとめ:薬剤師の起業とは、薬局の壁を越え、人々の「未来の健康」を創造する挑戦

薬剤師の起業は、広範な薬学的知識を、社会のあらゆる健康課題の解決のために解き放つ、挑戦です。

この挑戦には、会社員時代には決して得られなかった、深い感謝と、大きな経済的成功、自らの手で社会をより良くしているという手応えが待っています。

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